Thiamazole
チアマゾールは、甲状腺がヨウ素を取り込んでホルモンを合成する段階を担う酵素、甲状腺ペルオキシダーゼを阻害する抗甲状腺薬である。産生はその後の数週間かけて低下し、その間に甲状腺内に蓄えられていたホルモンが消費されるため、効果は即時ではなく緩やかに現れる。甲状腺機能亢進症、すなわち甲状腺の機能過剰に用いられる。
食事とともに服用され、その方が胃にやさしい。TSHと遊離T4は繰り返し測定される。目的はホルモン値を下げつつ甲状腺を機能低下に陥らせないことであり、また初期にはTSHが実際の甲状腺の状態に遅れて反応するためである。チアマゾールはまれに骨髄における白血球産生を抑制することがあるため、白血球数と好中球絶対数は定期的な予定によってではなく、発熱、喉の痛み、感染が現れた際に測定される。肝臓も影響を受けうるためALT(GPT)も監視される。
喉の痛み、口内潰瘍、発熱、あるいは突然現れた感染は、経過観察ではなく速やかな血球検査を要する。皮膚や眼の黄染、濃い尿、持続する吐き気、右側の腹痛も医師の診察を受けることを意味する。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。