シンバスタチン

Simvastatin

脂質低下薬 処方箋が必要 ATCコード: C10AA01

薬について

シンバスタチンはスタチン系薬剤であり、肝臓でのコレステロール合成を司る酵素であるHMG-CoA還元酵素を阻害し、肝臓が血中からより多くのLDLコレステロールを除去するように促す。コレステロールの低下に用いられ、LDLコレステロールと総コレステロールが反応の指標となる。

標準用量
10–40 mg
1日1回
服用時間
いつでも

適応

  • コレステロール

服用中に知っておくべきこと

夕方の服用が適しており、食事の有無にかかわらず服用できるが、グレープフルーツは避けられる。シンバスタチンを分解する酵素を阻害するため血中濃度が上昇し、それに伴って筋障害のリスクが高まるからである。同じ機序によりクラリスロマイシンとイトラコナゾールは併用できず、アムロジピンは注意を要する程度に血中濃度を上昇させる。肝臓への負担についてはALT(GPT)が監視され、筋症状からミオパチーが疑われる場合にはクレアチンキナーゼが用いられる検査である。本剤はコエンザイムQ10も消耗させる。コレステロールは胎児の発育に不可欠であるため、妊娠中には使用されない。

受診が必要な場合

原因不明の筋肉痛、圧痛、脱力は、とくに尿の色が濃い場合や発熱を伴う場合、遅滞なく医師の評価を受けるべきであり、黄疸、腹痛を伴う濃い尿、いつもと違う疲労感も同様である。妊娠は、予定であれ確認されたものであれ、自己判断で中止または継続するのではなく医師の診察を受ける理由となる。

知っておくべきこと

  • グレープフルーツを避けてください
  • 原因不明の筋肉痛があれば医師に伝えてください
  • 肝酵素値に注意してください
  • 妊娠中は使用しないでください

相互作用のある薬剤

注視すべきマーカー

影響を受ける栄養素

  • coq10 — 減少させる

参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。