Simvastatin
シンバスタチンはスタチン系薬剤であり、肝臓でのコレステロール合成を司る酵素であるHMG-CoA還元酵素を阻害し、肝臓が血中からより多くのLDLコレステロールを除去するように促す。コレステロールの低下に用いられ、LDLコレステロールと総コレステロールが反応の指標となる。
夕方の服用が適しており、食事の有無にかかわらず服用できるが、グレープフルーツは避けられる。シンバスタチンを分解する酵素を阻害するため血中濃度が上昇し、それに伴って筋障害のリスクが高まるからである。同じ機序によりクラリスロマイシンとイトラコナゾールは併用できず、アムロジピンは注意を要する程度に血中濃度を上昇させる。肝臓への負担についてはALT(GPT)が監視され、筋症状からミオパチーが疑われる場合にはクレアチンキナーゼが用いられる検査である。本剤はコエンザイムQ10も消耗させる。コレステロールは胎児の発育に不可欠であるため、妊娠中には使用されない。
原因不明の筋肉痛、圧痛、脱力は、とくに尿の色が濃い場合や発熱を伴う場合、遅滞なく医師の評価を受けるべきであり、黄疸、腹痛を伴う濃い尿、いつもと違う疲労感も同様である。妊娠は、予定であれ確認されたものであれ、自己判断で中止または継続するのではなく医師の診察を受ける理由となる。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。