レボフロキサシン

Levofloxacin

抗生物質 処方箋が必要 ATCコード: J01MA12

薬について

レボフロキサシンはフルオロキノロン系抗菌薬である。複製の際にDNAを巻き戻し再結合させる細菌の酵素を阻害するため、感受性のある細菌は分裂できなくなる。細菌感染症に対して処方され、ウイルス性疾患には効果がない。

標準用量
250–750 mg
1日1回
服用時間
空腹時

適応

  • 細菌感染症

服用中に知っておくべきこと

食事の有無にかかわらず服用できるが、乳製品、制酸薬、ミネラルのサプリメントとは時間をあけて服用される。カルシウム、鉄、マグネシウムが腸管内で薬剤と結合し、吸収を低下させるためである。同じ結合により、服用期間中はこれらのミネラルの利用効率も下がり、プロバイオティクスは抗菌薬がそれを死滅させてしまわないよう時間をずらして摂取される。治療中は皮膚が強い日差しに対して敏感になる。ワルファリンの作用を強めることがあり、血糖値をどちらの方向にも変動させることがあるため、クレアチニン、ALT(GPT)、血糖値が検査されることがあり、メトホルミンやワルファリンの使用については処方医に伝えておくとよい。症状が落ち着いた後も、処方されたとおりに服用を最後まで続ける。途中でやめると耐性菌が選択されるためである。

受診が必要な場合

腱、とくにかかとに新たな痛み、腫れ、または断裂したような感覚が生じた場合は、自己判断をやめて医師の診察を受ける。腱の損傷はまれではあるが実際に起こりうる作用である。失神、動悸、脈の乱れ(この薬はQT間隔を延長することがある)、いつもと違うあざや出血、皮膚の黄染、著しい低血糖または高血糖の症状も医学的な評価を要する。

知っておくべきこと

  • まれに腱の損傷が起こります
  • 乳製品とは間隔をあけてください
  • 強い日差しを避けてください
  • QT間隔を延長することがあります
  • 服用は最後まで続けてください

注視すべきマーカー

影響を受ける栄養素

  • calcium — 吸収を阻害する (カルシウム(イオン化), カルシウム(総), フェリチン)
  • iron — 吸収を阻害する (フェリチン, ヘマトクリット, ヘモグロビン)
  • magnesium — 吸収を阻害する (血糖値, HOMA-IR, マグネシウム)

参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。