Xylometazoline
キシロメタゾリンは鼻に用いる局所血管収縮薬(鼻閉改善薬)である。鼻粘膜の血管を収縮させることで腫れた組織が縮み、再び空気が通るようになる。かぜ、副鼻腔の炎症、アレルギーによる鼻づまりの短期的な緩和に用いられる。
使用は数日間のみを想定している。それを超えると鼻が順応し、1回ごとの効果が切れるたびに再びつまる — リバウンド鼻づまりであり、かぜの薬を抜け出しにくい習慣に変えてしまう落とし穴である。鼻粘膜から全身の循環に影響しうる量が吸収されるため、血圧が変動することがあり、心臓、血圧、甲状腺の治療と併せて医師に伝えておくとよい。鼻の乾燥、しみる感じ、少量の出血はよくみられる。
効果が切れるとすぐに戻る鼻づまり、あるいは1週間を超えて続く鼻づまりは、スプレーを追加使用するのではなく医師に診てもらうべきことを意味する。動悸、めまい、血圧の著しい変化、続く鼻出血も医師の診察を受ける理由である。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。