Quetiapine
クエチアピンはドパミン受容体とセロトニン受容体を遮断する非定型抗精神病薬であり、その強い抗ヒスタミン作用が低用量でみられる鎮静の要因となっている。実際にはうつ病、不安、不眠症に対して処方され、多くの場合は第一選択としてではなく追加薬として用いられる。処方箋が必要である。
通常は就寝時に服用され、食事の有無は問わない。眠気が最も予測しやすい作用であり、翌朝まで持ち越すことがあるためである。長期に使用すると体重が変化し、血糖値が上昇し、コレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)が変動することがあり、そのため血糖値、HbA1c、脂質パネルは一度きりではなく定期的に確認される。またQT間隔を延長することがあるため、服用中の他のすべての薬剤、とくに心拍リズムに影響する薬剤について医師が把握していることが重要である。
失神、動悸、脈の乱れは速やかな受診を要し、強い口渇、頻尿、急激な体重変化も同様である。消えない眠気や気分の悪化も、自分だけで薬を調整するのではなく医師の診察を受ける理由となる。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。