Oseltamivir
オセルタミビルはインフルエンザウイルスのノイラミニダーゼ酵素を阻害する抗ウイルス薬である。この酵素を阻害すると、新たに形成されたウイルス粒子が感染細胞に付着したままとなり、気道内での感染の広がりが遅くなる。急性のウイルス感染症であるインフルエンザに用いられる。
食事とともに服用され、それにより最も多い訴えである悪心が起こりにくくなる。多くの薬剤よりも服用開始の時期が重要であり、効果は発症早期、おおむね症状が出てから最初の2日以内に治療を開始することに依存し、開始が遅れると効果は薄れる。ウイルス排出が止まる前に症状が改善するため、発熱や痛みが治まっても全量を服用しきる。細菌感染症を治療するものではなく、ワクチン接種に代わるものでもない。
息切れ、胸痛、意識の混乱、あるいはいったん改善した後に再び出る発熱は、肺炎などインフルエンザの合併症を意味することがあり、医師の診察を受けるべきである。特に小児および青年における異常行動や意識の混乱も、医学的な診察を受ける理由となる。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。