Glyceryl trinitrate
ニトログリセリンは硝酸薬であり、体内で一酸化窒素に変換され、血管壁の平滑筋を弛緩させる。これにより静脈と動脈が拡張し、心臓の仕事量が減り、心筋への血液供給が改善する。狭心症に用いられ、発作を鎮める目的と、発作を招くとわかっている労作に備える目的の双方に使われる。
全身の血管を拡張するため、血圧を下げることが多く、とくに服用開始後の数日はしばしば拍動性の頭痛を起こす。服用時に座るか横になることで、気が遠くなる危険が減る。シルデナフィルやタダラフィルなどの勃起不全治療薬と併用してはならない。併用により血圧が急激かつ危険に低下することがあるためである。アルコールと暑い気候は同じ血圧低下作用を強める。
3回服用しても治まらない胸痛は救急事態であり、追加の服用ではなく救急車を必要とする。失神、動悸、あるいは服用を続けても和らがない頭痛は、医師の診察を受ける理由となる。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。