ドキシサイクリン

Doxycycline

抗生物質 処方箋が必要 ATCコード: J01AA02

薬について

ドキシサイクリンはテトラサイクリン系抗菌薬である。細菌のリボソームに結合してタンパク質合成を止め、細菌の増殖を停止させる。細菌感染症に用いられ、より長期の投与ではにきびなどの炎症性の皮膚疾患にも用いられる。

標準用量
100–200 mg
1日1回
服用時間
食後

適応

  • 細菌感染症

服用中に知っておくべきこと

胃部不快感を和らげるため食後に服用されるが、乳製品とは間隔をあける。カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛が腸管内で結合し、吸収される量を減らすためである。プロバイオティクスも同様に時間をずらして摂取される。各回の服用はコップ1杯の水とともに行い、服用後は上体を起こした姿勢を保つ。カプセルが食道にとどまると、食道を刺激したり潰瘍を生じたりすることがあるためである。日光に対する過敏はよくみられ、その程度も強いため、服用期間中は強い日差しと日焼けマシンを避ける。ワルファリンの作用を強めることがあり、症状が消えた後も服用は最後まで続ける。

受診が必要な場合

飲み込むときの痛み、胸骨の裏の灼けるような感覚、または何かがつかえている感じがある場合は、服用を続けるのではなく医師の診察を受ける。重い、あるいは水疱を伴う日焼けのような発疹、ワルファリンを併用中のいつもと違うあざや出血も同様である。

知っておくべきこと

  • 強い日差しを避けてください
  • 乳製品とは間隔をあけてください
  • コップ1杯の水とともに服用し、服用後は横にならないでください
  • 服用は最後まで続けてください

影響を受ける栄養素

  • calcium — 吸収を阻害する (カルシウム(イオン化), カルシウム(総), フェリチン)
  • iron — 吸収を阻害する (フェリチン, ヘマトクリット, ヘモグロビン)
  • magnesium — 吸収を阻害する (血糖値, HOMA-IR, マグネシウム)
  • zinc — 吸収を阻害する (遊離T3, テストステロン, TSH)

参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。