Clindamycin
クリンダマイシンはリンコサマイド系抗生物質である。細菌のリボソームに結合してタンパク質合成を阻害し、感受性のある細菌の増殖を止める。皮膚・軟部組織の感染症を含む細菌感染症に用いられる。
カプセルが食道にとどまると食道を刺激することがあるため、上体を起こした姿勢で十分な水とともに服用される。クリンダマイシンは標的となる細菌だけでなく正常な腸内細菌叢も抑制するため、プロバイオティクスは通常、同時に服用せず数時間あけて用いられる。途中でやめると感受性の低い細菌が残るため、処方どおりに全量を服用しきる。治療中にALT(GPT)などの肝酵素が上昇することがあり、測定される場合がある。
服用中または終了後の数週間に生じる重い水様性または血性の下痢は、抗生物質関連大腸炎の典型的な徴候であり、自宅で対処するのではなく医師の診察を受ける理由となる。皮膚や眼の黄染、著しい腹痛、腫れを伴う発疹も医学的評価を要する。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。