Buspirone
ブスピロンは、主にセロトニン5-HT1A受容体の部分作動薬として作用し、ベンゾジアゼピン系と同じ経路に作用することなく不安による過覚醒を鎮める抗不安薬である。処方箋医薬品であり、全般性不安に用いられる。鎮静薬ではなく、パニック発作が高まった時点での使用を意図したものではない。
食事の有無にかかわらず服用できるが、毎日同じ形を保つほうが吸収は一定になる。効果は数時間ではなく数週間かけて徐々に現れるため、初期に効果がないことは想定されており、薬が無効であることを示す徴候ではない。グレープフルーツおよびグレープフルーツジュースは、ブスピロンを消失させる酵素を阻害して血中濃度を上昇させるため、服用中は完全に控えることが望ましい。
不安の悪化、新たな焦燥や落ち着きのなさ、あるいは他剤を追加した後のめまいや錯乱の出現は、自分だけで調整するのではなく医師の診察を受ける理由となる。数週間経過してもまったく変化がない場合も同様である。
参考情報であり、医学的助言ではありません。変更を行う際は必ず医師に相談してください。