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ビタミン

ビタミンB12

一般的な基準値: 138–652 pmol/L

この数値が示すもの

ビタミンB12はコバラミンとも呼ばれ、胃のタンパク質の助けを借りて小腸の最終部で吸収されるビタミンであり、赤血球の成熟と神経線維の維持に必要とされる。血中濃度は、食事からの摂取、胃と腸での吸収、体内の相当量の肝貯蔵が合わさった結果を反映する。主に、赤血球が大きい貧血や、原因の分からないしびれやピリピリ感を精査する必要があるときに測定される。

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高値・低値の目安

低値は、動物性食品を含まない食事や、吸収障害——萎縮性胃炎、自己免疫による内因子の喪失、セリアック病やクローン病、胃または回腸の手術、酸分泌抑制薬やメトホルミンの長期使用——に続いて生じることが最も多い。高値が欠乏の問題であることはまれで、サプリメントや注射を反映することが最も多い。それらがない場合、高値は肝疾患や血液疾患に伴うことがある。貯蔵はゆっくりとしか減らないため、値が下がるよりかなり前に症状が現れることがあり、下限に近い結果では判断がつかないことがある。基準範囲を外れた値が一つあることは、再検査を行い医師に相談する理由である。

結果に影響する要因

直近のサプリメント摂取、注射、採血の少し前に摂取されたビタミンB群の複合剤は、測定値を数日から数週間にわたって上昇させ、吸収不良を覆い隠すことがある。妊娠と経口避妊薬は値を下げる傾向がある。境界域の結果は、ホモシステインとメチルマロン酸によって明らかになる。細胞内のB12が実際に不足すると、いずれも上昇するためである。葉酸が併せて読まれるのは、両者の欠乏が同じ大球性の貧血をきたし、葉酸だけでも血液所見は是正されうる一方、その間も神経障害は続くためである。

基準範囲は成人の一般的な値であり、検査施設、測定法、年齢、性別によって異なります。診断ではなく目安としてご利用のうえ、結果については医師にご相談ください。