総タンパクは、アルブミンと血漿中を循環するすべてのグロブリンを合計したものであり、運搬タンパク、凝固因子、補体、抗体をまとめて含む。主に肝臓と免疫細胞による産生と、腎臓または腸管からの喪失との均衡を反映する。単独では粗い値であり、主にグロブリン分画を求める元となる値として役立つ。
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高値は、多くの場合、脱水、あるいは慢性の感染症、慢性の炎症、形質細胞の疾患のいずれによるかを問わず、免疫グロブリンの持続的な増加を反映する。低値は、多くの場合、肝疾患における合成の低下、腎臓または腸管からのタンパク質の喪失、栄養不良や吸収不良を示唆する。アルブミンの低下がグロブリンの上昇によって覆い隠されることがあり、その逆もあるため、総タンパク単独で結論が得られることはまれであり、持続する変動はいずれも再検査し医師と相談する価値がある。
水分の状態、採血前の長時間の立位、きつく巻かれた駆血帯や長く巻いたままの駆血帯は、いずれも血漿を濃縮することで結果を動かし、妊娠中には低下する。まず二つの分画を分けるアルブミンと併せて解釈され、次に肝臓が問題となる場合にはビリルビン、ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTP、ALP(アルカリホスファターゼ)と併せて解釈される。セマグルチドの使用中は、減量に伴う摂取の低下がタンパク質の状態を下げうるため、追跡されることがある。
基準範囲は成人の一般的な値であり、検査施設、測定法、年齢、性別によって異なります。診断ではなく目安としてご利用のうえ、結果については医師にご相談ください。