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全血球計算

リンパ球(絶対数)

一般的な基準値: 1.2–3 10^9/L

この数値が示すもの

リンパ球(絶対数)は、一定容積の血液中に含まれるリンパ球の数であり、白血球数と白血球分画から算出される。リンパ球は、ウイルスへの対応と長期的な免疫記憶を担う免疫系の一部門であり、抗体を産生する細胞もここに含まれる。割合ではなく絶対数であるため、ほかの血球系が変化しただけでは変動しない。

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高値・低値の目安

高値はウイルス感染のあとに生じることが最も多く、成人で高値が持続する場合は、リンパ系を調べる契機となる所見の一つとなる。低値は、急性感染症やストレスのとき、副腎皮質ステロイドによる治療中、および慢性的に免疫が消耗した状態で最も多くみられる。正確な数値よりも変化の方向が重要であり、一度だけ基準範囲を外れた値は、何かを結論づける根拠ではなく、時期をおいて再検査し医師に相談する理由となる。

結果に影響する要因

直近の感染症、身体的ストレス、手術、ステロイドや免疫抑制薬による治療は、いずれもこの数値を動かし、病気のあと落ち着くまでに数週間かかることがある。この値は、白血球数、リンパ球の割合、およびそのほかの白血球分画とあわせて読まれ、これらを合わせてみることで、一つの系統だけが変化したのか、全体が変化したのかがわかる。

基準範囲は成人の一般的な値であり、検査施設、測定法、年齢、性別によって異なります。診断ではなく目安としてご利用のうえ、結果については医師にご相談ください。