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脂質プロファイル

アポリポ蛋白B

一般的な基準値: 0.6–1.2 g/L

この数値が示すもの

アポリポ蛋白Bは、LDL、VLDL、IDL、リポ蛋白(a)の粒子が1粒子あたり1分子ずつ有する構造蛋白である。したがってこれを測定することは、粒子の中に詰め込まれたコレステロールではなく、血中の動脈硬化を促す粒子を数えることになる。脂質プロファイルにおいては、動脈壁に入りうる粒子の量を直接測る指標として用いられる。

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高値・低値の目安

アポリポ蛋白Bの高値は、LDLコレステロールおよびnon-HDLコレステロールの高値、ならびにインスリン抵抗性、肥満、2型糖尿病、甲状腺機能低下症、腎疾患または肝疾患、家族性の脂質異常で最も多くみられる。LDLコレステロールが許容範囲にみえる場合でも高値となることがあり、とくに中性脂肪が高く粒子が小さいときにそうである。低値は通常は好ましい脂質のパターンを伴い、まれに遺伝性の欠乏、吸収不良、甲状腺機能亢進症を反映する。単独の結果は再検査で確認され、リスク像の全体に照らして医師とともに解釈される。

結果に影響する要因

値は最近の急性疾患、妊娠、著しい体重変化によって動き、測定法は標準化されているため、検査室を変えると数値がわずかに動くことがある。LDLコレステロールおよびnon-HDLコレステロールとあわせて読まれ、これらとはおおむね一致するはずであり、また中性脂肪ともあわせて読まれる。乖離は中性脂肪が高いときに最も多く現れるためである。リポ蛋白(a)は測定されるアポリポ蛋白Bの一部を占め、別途評価される。

基準範囲は成人の一般的な値であり、検査施設、測定法、年齢、性別によって異なります。診断ではなく目安としてご利用のうえ、結果については医師にご相談ください。